独自の指導法ドラマメソッド®
MLS独自の指導法は、「ドラマメソッド®」と呼ばれています。語学の教授にドラマ(劇)の要素を取り入れ、英会話練習に「状況設定」や「意思・感情」「想像力」などを取り入れるのが特長です。
自己表現能力を高め、スムーズにコミュニケーションができるようになる
例えばダイアローグ(対話)練習で、
A:Hi, how are you doing?
B:I'm doing all right.
というAさんとBさんの簡単な会話があったとします。普段行われる同僚との挨拶でしたら何ということもないこの会話。でも、もしこのAさんが「厳しい上司」でBさんが「いつも失敗ばかりの新入社員」だとしたら、どのような意味合いになるでしょうか。さらにもしAさんがお医者さんで、Bさんが大けがで入院している人だったとしたら、どのようなニュアンスになるでしょうか。
このように会話の練習を「ただのロールプレイ」で終わらせるのではなく、いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、何を(What)など、できるだけ具体的に5W+1Hを設定していくのが、MLSドラマメソッド®の大きな特長です。この「状況設定」によって、会話により感情移入でき、自然な会話ができるようになるのです。
また日常で起こるさまざまな出来事を教室内で疑似体験できるので、きわめて自然に、かつ実用的に外国語を身につけられます。ただの繰り返しによる丸暗記をできるだけ避け、生徒たち自身の意見やアイディアを引き出し、それを英語で表現する練習をしていきます。単なる「知識」として英語を覚えるのではなく、「自分の言葉」として自在に使いこなせる英語を身につけられるのです。
ドラマメソッド®の特長
ポイント 1
「ドラマ」と言っても、いわゆる「舞台演劇」だけを指すのではなく、日常生活で経験する様々なシーンを広く「ドラマ」と、とらえます。仕事、学校、ショッピング、旅行...いろいろな場面を教室で再現し、実際に体を動かしながら英語で経験することによって、実際に英語を話す場面でも「自分の言葉」が自然に出てくるようになるのです。
レッスンは、受講生一人一人の想像力・創造意欲をかき立て、アイディアを引き出しながら積極的に進みます。習った単語や表現を使って「自己表現」する練習を通して、「英語力」だけではない「真のコミュニケーション能力」を伸ばせるのが特長です。
ポイント 2
読む・書く・聞く・話すの四技能だけでは、話せるようにならない!?
読む・書く・聞く・話すの四技能だけでは、話せるようにならない!? 外国語の習得には「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能をバランスよく伸ばすことが大切です。
しかし、実はこれら4つの力を総合し、自在に「自分の言葉」として使いこなせるようになるためには、4技能とはまた「別の力」が不可欠なのです。
普段、日本語で会話するときのことを思い出してください。「4技能」のことなど意識しながら話している人は、おそらくいないでしょう。日常会話で必要とされているのは、むしろ「説得力」や微妙なニュアンスを伝える「表現力」など「4技能以外の力」ではないでしょうか。
その「5つ目の力」こそが、私たちが「コミュニケーション能力」と呼んでいるものです。TPOに合わせた的確な表現を選び、無理のない話し方で自分の言いたいことがきちんと相手に伝わる、それが会話に必要な表現力です。
MLSのドラマメソッド®は、あなたを「真のコミュニケーション上手」にするお手伝いをさせていただきます!
ポイント 3
MLSの考える「コミュニケーション能力」とは。4技能から5技能への提言です!
MLSの考える「コミュニケーション能力」とは。4技能から5技能への提言です!真の「コミュニケーション能力」を伸ばしましょう!
その「5つ目の力」こそが、私たちが「コミュニケーション能力」と呼んでいるものです。イメージを図で示すとこんな感じでしょうか。いわゆる4技能とは「次元が違う力」が会話には重要なのです。
「英語劇」「表現力」と言っても舞台のミュージカル俳優のように大げさなアクションで話せと言う意味ではありません。「話している内容は間違ってないし、発音だって悪くない、でもなかなか伝わらない」という人は、この「表現力」を鍛えさえすれば、びっくりするほど「話し上手」になれるかも知れません。
また会話は気持ちと言葉のキャッチボールです。一方的にこちらの言いたいことを主張するのではなく、相手の言っていること、言いたいことをきちんと受け止め、理解する力がなくてはなりません。そのためにMLSでは独自の指導法「ドラマメソッド®」で、“Pinch & Ouch” “Talk & Listen”という二つを提唱し、相手を「受け止める」「受け入れる」練習も大切にしています。
ドラマメソッド®の「7 Steps」
レッスンの基本ステップは:7
Step 1: Relaxation
ウォーミングアップ
準備運動や発声練習などを通して、体と心の緊張をときほぐし、レッスンに入る準備をします。ストレッチと発声練習からスタートするレッスンなんて、それだけで面白そうだと思いませんか?
Step 2: Pronunciation
英語の発声と発音強化
日本語とは違う英語の呼吸法・発声法を練習し、日頃使わない口の周りの「英語用の筋肉」のトレーニングも行いながら、英語の音、リズム、トーン、アクセントに慣れていきます。
Step 3: Structure Exercise
文法事項をゲームで再確認
その日のテーマとなる単語や文法事項などを、「説明」ではなく「ゲーム」や「エクササイズ」を通して、楽しく効果的に身につけます。簡単なアクションを交えながら、言葉の意味を感覚的に理解していきます。
Step 4: Talk and Listen
会話のキャッチボール練習
ダイアローグ練習の際、ただ教科書を読むだけではなく、相手に自分の考えが伝わるよう「気持ちを込めて話す」練習をします。また聞くときも、相手の目を見てきちんと理解できるようになるトレーニングです。
Step 5: Situation
同じ対話文を異なる状況設定で
ダイアローグに具体的な状況を設定し、さまざまな場面での会話を経験することにより、TPOに合わせた相応しい会話力・表現力を身につけます。頭と体と心をフルに使う、MLSドラマメソッド®ならではの練習です。
Step 6: Improvisaion
即興力(英語でアドリブできますか?)
状況だけを与えられ、その場に生じる問題を「自分の言葉」で解決していく訓練をします。どんな場面に遭遇しても対応できる、真のコミュニケーション能力や応用力を身につけます。
Step 7: About Yourself
習った表現を自分の言葉にして発表
自分の体験や意見についてまとめ、発表します。学習した単語や表現を、自分自身と結びつけて英文にし、表現する経験を通して、英語を「自己表現のための道具」として使いこなせるようにします。
初めての方のQ&A
よくある質問
Q. 初心者でも話せるようになりますか?
>> A. はい、なります。
まず英会話に必要な英単語は、義務教育の中で学んでいます。(約1200語)また英語を話せない「3大障壁」というものが存在します。
Q. どのようなクラスがあるのですか?
>> A. 大きく分けて「ACT英会話クラス」と「DC英語劇クラス」があります。
その他に短期集中、プライベート、英語劇プロダクションコース、ビジネス研修コース、俳優・芸能人特別英語研修、教員対象ワークショップなどがあります。
レギュラー・クラスのライン・アップ
ACT英会話クラス
Graded Text(レベル別テキスト)で、しっかり楽しくやって行きたい人向けのコースです。ACT英会話クラスでは、入門から上級まで、会話力に合わせてレベル分けされています。無理のない目標設定で、一歩一歩確実に理解してから次のステップに進んでいきます。週1回・50分のレッスンです。
DC英語劇クラス
台本(スクリプト)をテキストとしています。活発に英語で自己表現をしたい方向けです。劇が好きな人、または積極的になりたい、自己変革したいなどの人向けのコースです。DC英語劇クラスは、レベルごとに分かれておりません。講師が生徒一人一人のレベルを把握し、劇の練習では、各自の習熟度に合わせた語彙 ・セリフの長さ・量を講師が適切に決めレッスンを進めていきます。演じながら、言葉の意味を身体全体で実感し表現できるようになります。週1回・80分のレッスンです。
Q. 講師の方はどんな方ですか?
>> A. 講師はネイティブ又はバイリンガルで、イギリス英語やアメリカ英語などに偏ることなく、どの国でも通用する「中立的」な発音を学ぶことが出来ます。
またドラマメソッド®のトレーニングを受けた講師が担当します。(初めてで不安な方は日本人講師をご希望頂くことも出来ます。)生徒さんの中から気持ちや言葉を引き出す事が得意で、親身になって相談してくれる講師ばかりです。また非常に情熱的で、生徒さんの気持ちやモチベーションを盛り上げてくれます。
Q. どのような方が受講されていますか?
>> A. 0代から60代まで、様々な年代の方が受講されています。
授業を通して、とても楽しく自分を表現しています。積極的な方や、これから自己表現をしていきたい方など様々で、皆さま仲良く会話していますので、初めての方でもご安心ください。また昨年は季節ごとのイベントも行いました(夏のビアイベント、秋のハロウィーンパーティ、バレンタインパーティなど)。授業だけでなく、色々な場所やシチュエーションで交流を行っています。
Q. 急な仕事や忙しくて出られない時は?
>> A. 振替を行っておりますので、ご都合が悪くなった時はご連絡ください。(回数制限あり)
また変更先のクラスの進行状況を確認した上で、クラス変更もできます。また転勤などで途中から出られなくなった場合も、受講した分だけのご請求となりますので、それ以上のご費用はかかりません。